私は運のいいことに、Kawasaki から発売されて現在大人気の250cc4気筒エンジン搭載のマシン『Ninja ZX-25R』に試乗する機会を二回も頂けたので、その感想を書いてみます。
先に公開している記事でふれたとおり、一回目はKAZEサーキットミーティングが行われた名阪スポーツランドで試乗しました。
私は普通に市販と同じ状態のものに乗ると思っていたのですが、私に割り当てられたのはアクラポビッチのレーシングマフラー(公道不可)とオーリンズのリアサスペンションが搭載されたSEでした(汗)
まずは初体験のクイックシフター。
電子制御スロットルなので、シフトアップはアクセルを開けたままクラッチを握らずとも、シフトペダルを上げるだけでシフトアップができます。
とても気持ちがいい。
シフトダウンの時も、アクセルをオフにしたままクラッチも触らずシフトペダルを下げるだけで自動でブリッピングをして回転数を合わせてくれます。
正直、私なんかよりブリッピングは上手いです。
次に音。
公道不可のレーシングマフラーなだけあって、とてつもない音が響き渡りますw
私が試乗を終えた後、次に試乗した人の後ろをZで走ることになったのですが、かなり大きくていい音がする私のノーマルのZ900RSの音など聞こえないくらいに大きな音でしたw
とてもやる気にさせてくれる素晴らしい音です。
姿勢はノーマルで、ツーリングで長距離走るのはしんどいと思いますが、今回は先導付きとは言えサーキットで走ったのでしっくりしました。
一番手前の25Rに乗ってるのが私です |
次に、バイク王の懸賞でZX-25Rの海外仕様の試乗権が当選したので乗ってきました。
国内仕様と違うのは主にエンジンのパワーで、国内仕様は45馬力(ラムエア46馬力)なのに対し、インドネシア仕様は50馬力(ラムエア51馬力)です。
なぜそうなってるのかというと、排ガス規制が絡んでいるようです。詳しくは自分で調べてください。
試乗車は4台いました。
SEが2台と無印が1台です。
私は、またKRTカラー(SE)に乗りました。
出発前にしれっとフルパワーモードに設定して、ベスパを先頭に公道へ繰り出しました。
まず発進時に驚いたのは、1速に入れたときに若干回転数が上がって、半クラにしてもアクセルをひねらなくてもスロットル操作をアシストしてくれました。
(サーキットで乗った時の発進は一回だけでしたし自分で回しながら発進したので気づかなかった。)
250ccの4気筒は低速がスカスカだと聞いていましたが、ZX-25Rに関してはそのスカスカさを電子制御によって補っている感じがしてすごいとおもいました。
アイドリングでクラッチだけでも、余裕とは言えませんが発進できるレベルです。
姿勢は流石にちょっとキツかったです。。
街中でストップアンドゴーが多いので、減速時なんかはゆるく腕立て伏せしてる感じ。
クイックシフターは2500回転以上で動作しますが、大型と違って250cc4気筒は回さないと走らないので、走行中は常にその回転数以上と考えてもいいと思います。ですので、常時クイックシフター作動範囲。さらに、街中での走行はシフトチェンジする回数が多いのでとても楽ちんです。
H2 シリーズや ZX-10R 、 Versys 1000 SE などにも搭載されていますが作動範囲は同じ2500回転以上ですので、低回転で走る街中ではあまり使えません。。
国内仕様との一番の違いであるパワーですが。。
全く分かりませんw
そもそも私は国内仕様そのままの車両に乗っていませんし、どちらも先導付きの試乗ですのでフルパワーなんて試せません。
見た目も多少違いがあります。
テールカウルに4気筒であることをアピールするために『4-CYLINDER』と書かれています。(KRTカラーにはなし)
インドネシアでは250ccの4気筒はあまりなじみがないらしいですからね~
国内仕様では省かれています。
あと、当然海外向けの輸入車ですので、注意書きのシールなどはすべて英語になっています。
海外仕様車は、バイク王が展開するレンタルバイクサービスで今後レンタルできるとのことです。
近くで借りられるならぜひレンタルしてみてはいかがでしょうか!
そんなこんなで私は2回試乗したわけですが、レースマフラー仕様と海外仕様に乗った一般人なんて私くらいなものではないでしょうか?
今度はぜひお金を出して国内仕様をレンタルして、公道を自由に走り回りたいなと思います。
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