下にどんどん追記していってます。。
2020年06月27日:新規公開
2020年06月28日:更新公開
2020年06月30日:更新公開
2020年07月18日:更新公開
2020年07月20日:更新公開
2020年11月11日:更新公開、タイトル変更
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本日(2020年6月27日)、毎日新聞が各社の独自製品と思われていた『ハイオクガソリン』が、実はガソリンスタンドへ出荷する前の貯蔵タンクで混合されていたということを報じました。
※毎日新聞にはこの件の有料記事もありますが、そのリンクを貼るほど私は優しくありません。
レギュラーガソリンに関しては、各社ブランド等は無く、各社が製造したものが混合されて発売されているのは有名な話ですが、各社が性能をアピールして独自のブランド名で販売しているハイオクガソリンも混合されていたことが明らかになりました。
とは言いつつ、ハイオクを入れなきゃいけないから『仕方なくハイオクを入れているだけ』というブランドに特にこだわりのない人は安心してください。
オクタン価が低いとか変な油が混ざっているとかレギュラーガソリンや灯油がが混ざっているとかそんなことはありません。
ハイオクガソリンとしての品質は問題ないですし、国内、自社の基準に適合しているとのことですので心配しなくても大丈夫です。これまで通り入れましょう。
ショックを受けるのは、『ブランドにこだわってハイオクを選んでいた』人たち。
『エネオスがいいんじゃー!』
『コスモが一番だろ!』
『車を愛する者は出光のスーパーゼアスだろっ!』
※すべてイメージです
とか。
このような人たちに、実は純粋な独自製品じゃなかったという事実が突き付けられたなんてかわいそうです。。
ところが!
「『Shell V-Power』に関しては他社製品と混合していない。」と出光昭和シェルが断言しています。(スーパーゼアスは混合してるんだと。)
Shell V-Power は日本の石油販売業者のブランドではありませんが、むしろそれが功を奏したのかもしれません。
各社のハイオクの性能アピールページを見ても大体同じことが書かれていますが、Shell V-Power だけはその気合の入り方が違います。
何しろフェラーリとの共同開発とかF1のガソリン技術を用いているとかなど、強いこだわりを持って開発されていることがわかります。
私は、以前の記事でも V-Power への愛を語っていますがこの選択が間違っていなかったと改めて実感できました。やったぜ!
しかし、まだ安心はできません。
ご存じの通り、昭和シェルは出光に吸収されるような形で経営統合を済ませており、来年には旧出光SSと旧シェルSSは『apollostation』として統一されることが先日発表されました。
つまり、商品であるガソリンのブランドも統一されることが予想されます。
個人的な希望としては、 Shell V-Power を旧出光SSでも入れられるようになれば非常にうれしいのですが、 Shell V-Power は外資ブランドですし出光側の権力の方が強いはずなので多分無いと思います。
ですので、出光SSで入れられる現『スーパーゼアス』でもいいので、『apollostation』には Shell V-Power と同じように他社と混合していないハイオクガソリンを提供してほしいです。
ハイオクが他社製品との混ぜ物であるということが広く知られてしまった以上、混ざっていないということをアピールしたら、『ハイオクガソリンにこだわりを持って給油している人』からは支持されるかと思います。
行きつけのシェルSSにて |
※2020年6月28日更新
新しい記事が出ていました。
4月に、コスモ石油がハイオクの商品説明のページを変更していたとのこと。
毎日新聞社が、洗浄効果をうたっていない他社のハイオクが混ざっているという情報をつかんで、洗浄効果があるとうたっているコスモ石油に尋ねたことがきっかけのようで、この一連のハイオクまぜまぜ騒動に関しては数か月にわたって取材がされてきたのかなと思います。
安心してください。
『Shell V-Power』は洗浄効果があります!
みんなも『Shell V-Power』を入れy
おっと。ステマではないですよw
私はただのファンです。
某中古バイク屋の Youtuber がこの話題を取り上げ、「ハイオクなんて安いかどうかだけだろ、気にしてる人なんてそんなにいない。そもそも見出しに誤解を生む。」というような『自論』を述べていましたが、論点はそこじゃねぇよと思いました。
その動画のコメント欄には、『毎日新聞は嘘ばっかりで信用できない』とか『○○さんの言う通り』とか、信者が多いチャンネル特有のお察しな状態になってました。
ちゃんと元の記事をしっかり読もうな!
私自身、テレビも新聞社も全面的な信用はしていませんが、出てきたニュースが全て嘘なんてことは考えられないです。誤解を生みそうな表現も見る人を増やそうとするためでしょう。
そういった操作があるとした上で、自分の中で正しく解釈をすることが情報を得るうえで大切だと思います。
ちょっと最後関係ないことをぬかしてしまいましたが、まぁこんなところです。
休み明けの月曜日、石油販売の各社がどのような反応を示すのか。あるいは無視するのか。少し楽しみです。
※2020年6月30日更新
昨日またまた新しい記事が出てたのと、コスモ石油がコメントを出しました。
キグナス石油のハイオク『α-100』は、6月27日の記事で主にコスモ石油から仕入れていると明かされていました。
それだけならいいのですが、オクタン価が100であるという謳い文句が虚偽だったようです。
製品名も『α-100』ですので、オクタン価100であるということを示しているのでしょう。
また、コスモ石油が洗浄効果があるという虚偽の説明をしていたことが原因かはわかりませんが、キグナス石油も同様の文言も削除しています。
そして、追記執筆時にキグナス石油のハイオクの製品ページを見てみると、『α-100』というブランド名ごと消えており、ハイオクガソリンとしか書かれていませんでした。
また、本日はコスモ石油が報道に関してのコメントを発表していました。
知 っ て た 。
ありがちな内容ですね。
他の石油元売りは反応を示すのかな?
まぁ、でも昨日までに出た情報。全部27日の時点で知ってたよね?毎日新聞さんよ。
さっすが新聞社だ!
今後も嫌がらせのようにちまちま情報を出してくるのかな?
※2020年7月18日更新
6月末に経産相から『消費者に誤解招かぬ対応を。』と要請されていた石油元売り各社。
今回、石油連盟の定例記者会見では当然のごとく記者から質問されたようです。
詳しくはこちら↓
石油連盟の会長によると、『レギュラーガソリンと同様にハイオクガソリンも汎用品の一つ』と言及されました。
この記事には書かれていませんが、これまでにもこの記事で私がしつこく言っているような
『Shell V-Power ブランドのハイオクは独自供給を維持している。』
といったことのの言及はなかったのかなと思います。
まぁ、この会見を行った石油連盟の会長がエネオスの会長でもあるのでわざわざ言及しなかったのかも?この会見の一問一答記事が有料なので私は確認しておらず、もしかしたらあったのかもしれませんが。。(見た人教えてください><)
出光昭和シェルがはっきりとそう言っているので、「それも嘘でした」ということでは流石に無いでしょうが。
とにかく、同じ地域の Shell V-Power 以外のハイオクはすべて同じものだと考えてもよさそうです。
私個人的な懸念は一つ。
シェルSSが apollostation に変わった時、 Shell V-Power の供給は維持されるのか。それだけです。
※2020年7月20日更新
毎日新聞によると、コスモ石油がハイオクの『スーパーマグナム』に洗浄効果があるとうたっていた件をについて、消費者庁が調査に入ったとのことです。
詳しくはこちら↓
コスモ石油は、『調査の有無を含めて回答できない』としていますが、何か問題があったなら消費者庁が発表し、また報道されるでしょう。
※2020年11月11日更新
2週間ほど前に記事になりますが。。
NPO法人がコスモ石油に対して、利用者への被害回復を要請したといつもの毎日新聞が報じています。
詳しくはこちら↓
このNPO法人というのは、消費者に代わって被害回復訴訟を起こすことができる団体らしく、消費者に対して返金や返金が困難なら不当に得た利益を還元するようにと求めているそうです。
このハイオクバーター取引問題で一番ダメージを追っているのはコスモ石油で間違いないですね。
とは言っても、今世間はこんな話題気にしてませんね。そもそもハイオクを入れている人なんてごく一部ですし、その中でブランドにこだわっている人も限られるでしょう。
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私はこの騒動をずっと追っていますが、これまでの記事を読んで報道前から今日までの流れをまとめてみました。
こちらも適宜更新します。
1:毎日新聞が石油元売りによるハイオクのバーター取引に関する情報をつかむ。
2:ハイオクのバーター取引が事実だった。(Shell V-Power 以外←重要)
3:各社同じものであるはずなのに、キグナス石油は『オクタン価100』と宣伝、コスモ石油は『使い続けるほどエンジンがきれいになる』と宣伝している。
4:3について対象の二社に取材。結果、ホームページの宣伝内容が修正された。
5:毎日新聞により、各社の独自商品とされていたハイオクがレギュラーガソリンと同じようにバーター取引されていたと報道。騒動になる。(Shell V-Power 以外←重要)
6:コスモやキグナスの件も報道
7:官房長官が『問題あれば調査し対応』と発言
8:経産相が『消費者の誤解招かぬ対応を』と発言
9:石油連盟による定例記者会見で『レギュラーと同様にハイオクも汎用製品である』との言及があった。
10:コスモ石油に消費者庁が調査に入ったか?
11:NPO法人がコスモ石油に対して消費者への被害回復を要請←イマココ10/30
「消費者の誤解招かぬ対応を」
「消費者の誤解招かぬ対応を」が
「問題あれば調査し対応」
「問題あれば調査し対応」
「問題あれば調査し対応」
こんな感じで合ってるはずです。間違ってたら教えてください。
多分続きがあるでしょうからこちらも追記していきますね。
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