Ryzenでパソコンを作ります!【パーツ紹介編】

ごきげんようでございます♪

この度、4年ほどメインで使用してきたノートパソコンから新しいパソコンにグレードアップしようと思い、デスクトップPCを自作したので紹介しようと思います。

今回使ったパーツ達

パソコンを自作しようと思った動機

高校生の頃に購入したノートPCですが、やはり重ための作業をしようとするとどうしても動きがもっさりとしてしまうことも多く、タスクマネージャーを見ててもブラウザを開くだけなのに CPU 使用率が 100% へ到達したり、 200GB に満たないSSDの容量に限界を感じてきたり、メモリ使用率が常時80%を超えてたり、まぁ複数の要因が絡まって決断した次第です。とはいっても軽い作業ならサクサク動きますし、SSDなので起動も普通に早いです。

初めにノートPCを購入したのは、紛れもなく学校へ持ち込むことができるようにで、レポートの作成や発表用のスライド作成などで大いに活躍してくれました。
しかし、今はとっくの昔に学校を卒業して社会人をやっておりますので、プライベートのPCを持ち運ぶ必要性もなく、ずっと家に置いて使用しているのでコスパのいいデスクトップ一択となったわけです。仮に、持ち運ぶ必要性が出てきても私のノートPCはまだまだ使えますしね。

一応、ノートパソコンのスペック

機種:Lenovo ThinkPad E460
CPU:Intel Core i5 6200U
メモリ:DDR3L 8GB (4GB×2)
GPU:AMD Radeon R7 M360
ストレージ:SSD 192GB
OS:Windows 10 Home (最新版を随時適応。執筆時点では "2004” )

これまで使ってきたThinkPad

常に最新OSを速攻適応してきましたが特に目立ったトラブルはなく、動作が重いとかおかしいといったことはありませんでした。
要するに、ノートパソコンとしてはまだ現役で戦える性能を有しています。
新しいPCが安定したら一回初期化でもして、 Windows Insider Program 機にでもしようかなと思っています。





新しいパソコンを組むにあたってのポイントと選択したパーツ

おことわり

商品のリンクはすべてアフィリエイトのリンクです。
リンク先は Amazon になりますが、私はここの商品すべて Amazon では購入していません。いろいろなお店から購入しています。
最安価格等は普通に変動するので、気になる商品があるなら価格比較サイトなどで自分で調べてください。
もちろん、このページのリンクから購入していただけたら私が非常に嬉しいですが。。

CPU

私がノートパソコンを購入したころのCPUはインテル一強で、AMDのCPUはそれはそれは影が薄いものでした。
しかし、ここ数年でAMDは『Ryzen』シリーズなるCPUを発表して進化させ、マルチスレッド性能としてはメインストリーム向けCPUの性能ではインテルを圧倒しています。シングルスレッドで見ても、それが強いといわれるインテルと大差ない性能に仕上がっています。
それでいてインテルより価格も安く、AMDに対抗するために無理に(?)性能を上げたインテルほどは熱の問題を抱えていません。
『安くて性能がいい 』そんなAMDのCPUを選らばないわけがないでしょうw
別にインテルの環境でないと相性問題が発生するような特別なソフトウェアも使用しませんし、AMD前提でCPUの選定をしました。

その選定の際に迷ったのは、 Ryzen 7 3700X (8コア16スレッド)と Ryzen 9 3900X (12コア24スレッド)。
性能が良い方は 3900X ですが、最も売れている(多分)だけある 3700X のコスパの良さにも惹かれました。
悩んだ結果選んだのは。。

Ryzen 9 3900X 外装

Ryzen 9 3900X

AMD Ryzen 9 3900X ですっ!
パソコンでゲームをするなら多コアなマルチスレッド性能よりもシングルスレッド性能が重視される傾向があるようですが、このCPUというか第3世代の Ryzen は単コアの性能も普通にいいですし、マルチスレッド性能が重視される動画の編集などもこなすことを考えたらコア数の多い方がいいなぁと思ったので 3900X にしました。
ちなみに、上位のグレードの Ryzen 9 3950X (16コア32スレッド)という化け物のようなCPUもありますが、価格が10万円程度と高価であることと個人的に気に入ったAMDのリテールクーラーも付属ではないので見送ることにしました。


GPU(グラフィックボード)

続いてこれも重要なパーツのグラフィックボード。
Ryzen には一部を除いてCPU内蔵のグラフィックはありません。そのため、グラフィックボードを搭載する必要があります。
今回は、これまで使ってきたノートパソコンにオプションで搭載したGPUもAMDでありそれが特に大きな問題もなくよく動作してくれたことを信頼もして、AMD製を選択することにしました。
つまり、『CPUとGPUの両方ともAMD』という構成です。

で、飛びますが選んだGPUは。。

Radeon RX 5700 XT (SAPPHIRE NITRO+ RADEON RX 5700 XT 8G GDDR6 DUAL HDMI/DUAL DP OC (UEFI) [PCIExp 8GB])

SAPPHIRE NITRO+ RADEON RX 5700 XT 8G GDDR6 DUAL HDMI/DUAL DP OC (UEFI) [PCIExp 8GB]

AMD Radeon RX 5700 XT を搭載した SAPPHIRE 製の3連ファン搭載のモデルですっ!
まず、どうして RX 5700 XT なのか。それは、RX シリーズ最新かつ最上位のGPUであったからと、第3世代 Ryzen が世界で初めて対応した PCIe 4.0 に対応していることです。意味があるのかはさておき、現状これは NVIDIA にはない特徴です。
性能こそ NVIDIA の上位モデルには敵いませんが、とんでもなく高価ということもなく、AMDらしくコスパが光る製品に仕上がっていると思います。


マザーボード

母なる板、マザーボードです。
第三世代 Ryzen で PCIe 4.0 対応グラボを搭載する予定ですので、チップセットの選択肢は一つです。
製造メーカーも、自作にそれほど興味がなかったころから信頼を寄せているメーカーに。。

ASUS TUF GAMING X570-PLUS (WI-FI) 外箱

ASUS TUF GAMING X570-PLUS (WI-FI)

ASUS TUF GAMING X570-PLUS (WI-FI) 背面パネル

ASUSTUF GAMING X570-PLUS (WI-FI) ですっ!
購入当時最新のチップセットで世界初にして唯一 PCIe 4.0 に対応したチップセット X570 を搭載したマザーボードで、製造メーカーも評判のいいASUS製にしました。
ほかの決め手として、個人的には光る必要性が皆無なのでそんなに光らない地味めなマザーボードであることがデザイン的な決め手です。
背面に搭載しているUSBの数が Type-A が6つと Type-C が1つなのでちょっと少ないかなぁと思いますが、まぁ許しましょうw
あと、どうして Wi-Fi 付きモデルにしたのかというと、Wi-Fi のみならず Bluetooth も使用できるということです。 Bluetooth は、スマホとパソコンをつなぐ Windows 標準の便利機能である『スマホ同期』アプリには必須であり、Wi-Fiなしモデルとの価格差もそれほどなかったため選択しました。Wi-Fiも、『モバイルホットスポット』機能でWi-Fiの親機にもなるので、電波環境がそれほど良くない私の自室でも快適なWi-Fi環境も維持できます(PC起動中のみですが。。)。
まぁ、Wi-Fi や Bluetooth なんてUSBのアダプタで何とでもなるんですがUSB端子を一つ潰すことになるので。。


↓はWi-Fi無しモデルです。

メモリ

机の広さで例えられるメモリ。
メモリにも速さがあって、特に Ryzen は速いメモリを使わないと性能を発揮できないとかいう素人に違いが判るのか微妙な情報があったので、一応そこそこ速いメモリを選択します。

crucial CT2K16G4DFD832A [DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組]

crucial CT2K16G4DFD832A [DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組]

crucialDDR4 3200MHz 32GB (16GB×2) のメモリです。
今時珍しいかもしれない緑基盤でヒートシンクなどついていないチップがむき出しのメモリです。
今回このメモリを選んだのは、当然見た目ではなく性能です。
ヒートシンクがついていたり光るようなメモリは、同じ3200MHzでも1.35Vのオーバークロックした状態での速度であることが多いのですが、時々謎のこだわりを発揮する私は定格(1.2V)で 3200MHz の速度を発揮するメモリが欲しかったのです。価格や在庫、ブランドなどを考慮した結果、この製品になりました。
容量は、余裕の 32GB 。今までの4倍で、長く戦えるように願っての選択です。軽めの動画編集もしてみたいので多いに越したことはないでしょう。


ストレージ

今時Cドライブに HDD は時代遅れで、最新の OS の重さについていけなくなってきているので当然SSDです。
また、マザーボードに M.2 スロットがあるので当然 M.2 SSD を選択します。

Transcend TS1TMTE220S

Transcend TS1TMTE220S ですっ!
NVMe 規格での接続ですので、SATA接続より高速です。
PCIe の世代は多分マザーボードやCPUで対応している 4.0 ではなく 3.0 ですが、今までのSATA接続の普通のSSDのことを思ったら考えられないくらい高速なので、非常に満足できるでしょう。
ですが、この製品を選んだのはこんな理由ではありません。NVMe 規格の M.2 SSD が非常に高速なのは当たり前の話だからです。

選択した決め手は、価格の安さと 1TB クラスの M.2 SSD 最高レベルの(カタログ上での)耐久性を誇るからです。コスパが非常にいいと考えています。なんなら、今回の自作PCで一番いい買い物をしたパーツであると考えています。
耐久性は驚異の 2200TBW 。これは 2200TB のデータを書き込めるだけの耐久性があるということを示しています。他の 1TB クラスの M.2 SSD は 1000TBW にも届かないものが主流で、多くても 1800TBW 程度です。価格も 16,000円程度(執筆、購入時)と 1TB クラスとしては安い部類に入ります。
まぁ、いくらカタログでの性能が良くてもよくわからん怪しいメーカーなら胡散臭くて避けたいですが、トランセンドは超有名なメーカーですので信頼もできます。
まぁ、有名メーカーだろうが無名メーカーだろうがカタログ値はカタログ値であり、使用環境によって寿命は大きく変わってきますのであくまで参考ですが。。
でももうこれは即決でしたねw
これ以外はありえないくらいに。


電源

高性能なCPUとGPUを使用することもあり、あと将来的にはデータ用にHDDも増設したいなぁと考えているので、余裕も持って850W電源を選びました。
『自作PCの電源はケチってはいけない』と言われているようですが、80PLUS認証の内容とか正直そんなに気にしなくてもいいと思ったので、条件に合致して信頼できそうな有名なブランドにしました。

Corsair RM850 CP-9020196-JP

Corsair RM850 CP-9020196-JP 本体

Corsair RM850 CP-9020196-JP ケーブル

Corsair RM850 CP-9020196-JP ですっ!
電源の選択する条件は、プラグイン式であること。必要なケーブルのみを選択して接続できるので、ケースに収めるケーブルの量を減らすことができます。
まぁ、850Wクラスになると 80PLUS 認証は大体ゴールドになりますが、そこそこ安くて信頼できそうなブランドにしました。
こだわりとかはありませぇ~んw


光学ドライブ

過去の遺物となりつつある光学ドライブですが、CDを取り込んだりアニメの円盤(『からかい上手の高木さん』はいいゾ!)などを視聴したりするのに便利なので搭載しました。

日立LGデータストレージ BH14NS58.AXJU1LB 正面

日立LGデータストレージ BH14NS58.AXJU1LB 付属品と

日立LGデータストレージの BH14NS58.AXJU1LB です。
持ってるアニメの円盤がブルーレイなので、当然のごとくブルーレイドライブです。
再生用のソフトがついてくるから選びました。
飾らない前面デザインがいいと思います。
以上です。こだわりなんてありませんw


OS

これはもう選択肢はありませんが。。
Windows 10 です。

Windows 10 Home DSP

Pro バージョンでできる機能が欲しいとか思ったことないので普通に Home です。
あと、今回はパーツと一緒に買うと安くなるというDSP版を購入しました。(今回はBDドライブにバンドルさせました。)
DVDのインストールディスクとプロダクトキーがついていますが、表記を見る限りインストールディスクは一つ前の1909バージョンのようでした。
まぁ、必要なのはプロダクトキーだけでインストールディスクなんていらないんですが。

↓はDSP版のリンクじゃないです!

ケース

ケースを選ぶのが意外と苦労した記憶があります。。

ANTEC P101 Silent

ANTEC P101 Silent フロントファン

ANTEC 製の P101 Silent にしました!
フロントには3連ファン、リアには一つのファンが搭載されており、ケースの内張には吸音素材が張られており、今流行りのサイドがガラスやアクリルで中が見えるわけではない静音ケースです。
天面には、USB3.0 が2つ、USB2.0 が2つ、マイク、オーディオ、電源ボタン、リセットボタン、ファンスピード切り替えスイッチがついています。
BDドライブもあるので当然5.25インチも搭載できる物を選択しています。
また、3.5インチHDDを8つも搭載できるのでストレージの拡張には困りません。そんなにいりませんがw
そして、それだけたくさん搭載できるケースですのでデカいです。
十分すぎる拡張性を備えつつ静かで、価格は1万円程度と比較的安価なのが決め手です


おまけ


SAPPHIRE の AMD 50th 記念USBメモリ

SAPPHIRE の AMD 50th 記念USBメモリ

グラボを買ったお店から、おまけがついてきました。
グラボをかたどった32GBのUSB3.0メモリです。
今のところ使い道は特にないですがとっておこうと思いますw


まとめ

総額は22万円くらいです。
添付しているリンク先だけで合計すると多分もう少し行くんじゃないですかね?知らんけど。
複数の店舗で、いろいろ考慮しながらできる限りお得になるように購入しました。
当初はCPUを 3700X にする予定で予算20万円程度でしたので、CPUの増額分が単純に上乗せされた感じですね。
あと、CPUクーラーはとりあえずリテールを使用します。発熱が問題になるようなら別のに交換する気でいます。

ボーナスで買うので、はっきりとはわからないボーナスの金額が確定(口座に振込み)してから買えば安心感があっていいのですが、それは6月最終日なのでキャッシュレス決済5%還元のキャンペーンが終わった後になってしまします。今回はすべて還元対象店舗で購入したので1万円分以上は返ってくるでしょう!やったぜ!

今回のパソコンの支払いは多分7月。。
まぁ、多分大丈夫でしょうw


次回は、組み立て編をやっていこうかなと思います。
私の記事など役には立たないと思いますがw


組み立て編はやらないかもw

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