Z900RS で行く! W800 の PV ロケ地巡り(7/18更新)


2020年05月09日:新規公開
2020年07月18日:追記更新(一部編集、動画貼り付け)

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東京モーターショー2019で発表された Kawasaki W800 。
そのPVが、兵庫県、岡山県の各地で撮影されたものだということを、カワサキモータースジャパンの公式 Twitter アカウントで数日にわたり紹介されていたので、少し暖かくなったら Z900RS で行こうと決めておりました。


これはお世話になってるカワサキプラザで展示されている W800




Kawasaki が Twitter に投稿した分は、モーメントにもまとめています。(良ければフォローしてね!)

兵庫県

姫宮神社


ロケ地巡りは、基本的に Twitter で公開された順にめぐります。
よって、第一番目は『姫宮神社』です。




朝来市にある姫宮神社は、石で作られた歴史を感じる橋を渡らなければ参拝することは困難です。
また、近隣に銀山があったため川沿いにはトロッコ軌道跡があります。


虎臥城大橋


『とらふすじょうおおはし』と読みます。
虎臥城とは、すぐそばにある天空の城として有名になった『竹田城跡』の別名称です。
竹田城は、虎が臥せたような姿に見えることからそう呼ばれているようです。
また、『ひょうごの橋・トンネル150選』にも選出されています。



美しいアーチが全12個連なっており、めがね橋とも呼ばれています。
橋の上は播但連絡有料道路が通っており、和田山JCTと和田山PAをつなぎます。

神子畑鋳鉄橋


神子畑鉱山から鉱石を運搬するための馬車道として神子畑川を横断するために整備され、現存する日本最古の全鋳鉄製の橋となります。




日本遺産『銀の馬車道/鉱石の道』を構成する一つとして、国の重要文化財に指定されています。
隣接する国道429号を西へ少し行くと神子畑選鉱場跡があり、こちらは『シックナー』と呼ばれるコンクリ―ト製の大型の装置や山の斜面を利用した選鉱場跡の基礎部分などが残っています。




東洋一と呼ばれた選鉱場なだけあって、なかなかの迫力です。
近代産業の歴史的な施設ですので、朝来市周辺に観光に来られる方はその他の文化財も含めて巡るのもいいと思います。

HP日本遺産「貫く、銀の馬車道 鉱石の道」~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~】

岡山県

兵庫県内を巡った日とは別の日に、岡山県内を回りました。
私の自宅が兵庫県なので、遠い上に数が多いので少し疲れました(^_^;)
また、最後は島へ渡ることになっていますが時間と予算の都合上訪問はしていません。

久米郡 棚田の風景


棚田の風景です。
稲が植わっている時期ではないので一面茶色ですが、迫力は十分にありました。



稲が育って一面青々とした時期と収穫前の黄金色の時期にもう一度訪れたいです。
棚田地帯の中央には公園があり、トイレと駐車スペースがあります。
たどり着くまでに細く急な道を通る(かもしれない)ので少し注意が必要です。

備中の町並


備中松山城のお膝元には武家屋敷の町並みが残っています。




『男はつらいよ』の撮影ロケ地にもなったとか。
通りへの車両の乗り入れは可能ですが、観光客もちらほらおり、道幅も狭いので注意が必要です。

吹屋ふるさと村


特徴的な外観で統一された街並みです。
集落内への観光客の車両は通行止め(駐車場へ停めろ)とのことでしたので、PVと同じようなバイクを含めた風景の撮影は残念ながらできませんでした。




ベンガラ染めの体験などもやっていたような気がします(記憶があいまい)
あと、こんな素敵な傘も置いてありました。



濡れると花の模様が浮かび上がります。かわええ!

阿部山橋


赤いつり橋です。
素敵な橋ですが、Googleマップでは検索しないとスポットとして表示されませんし、周囲の様子を見ても観光的な使われ方はされていないようです。





重量制限は 3t ですので、四輪車なら1台ずつ渡る必要があるかもしれません。
レンズが汚れていたのか、逆光撮影時の背景が非常に残念なことになってしまっています。。

笠岡市カブト西町


だだっ広い畑?が広がっています。
見通しの良い直線なのでついついアクセルが。。笑 ダメです。



近くには、様々なイベントが開催される『笠岡ふれあい空港』と比較的新しい道の駅があります。
この道もほとんど車通りもなく爽快です。

笠岡フェリー乗り場


PV撮影地の終着地点の島に行くためのフェリー乗り場です。
住吉のりばとも書かれています。



PVのカットではほぼ船上での様子だったので、画像はこの程度です(笑)(走り回ってちょっと疲れてたのもありますが。。)

白石島


終着点の白石島です。
白石島へ行くには、往復でそこそこの金額がかかるため断念しました。。

白石島は、島全体が名勝に指定されていて天然記念物や重要文化財などの観光資源もあります。

また、この記事を作成するにあたって島について少し調べたところ、『彼のオートバイ、彼女の島』という映画化された小説の舞台(映画撮影は別の島)であり、その主人公が乗るオートバイこそ今回PVに登場した W800 の先祖ともいえる『 Kawasaki 650RS-W3 』だったようです。
Kawasaki は、最新型の W800 を文学作品を通してゆかりのあるこの島へ持ってきたというわけです。

私は、「最後の最後で島に渡りやがって!」と少し不満でしたが、なぜ島に渡ったのかとなぜその島なのかという理由が分かったのですっきりとしました。今後 W シリーズに乗ることがあればその作品も読み、白石島へも訪れたいなと思います。

まとめ

以上で W800 のPVロケ地巡りのレポートを終わります。ちなみに巡ったのは3月の話です。

岡山県のスポット間の移動ルートは、訪問する順番以外は全く考えずに全てナビに任せたのですが、そこそこのワインディングも多くて楽しかったです。
(『ナビタイムツーリングサポーター』にしては珍しく、棚田から脱出する際にとんでもない道も通らされましたが笑)

例のあれが蔓延り、なかなかツーリングへ出かけられずストレスがたまることと思いますが、もう一息である程度外へ出ても大丈夫になると思います。その際、お近くの方のツーリングプランの一つとして検討していただければ幸いです。


※追記(2020年7月)

編集する気力を出してから、3週間くらいかけて動画を編集しました。
主にどんな道順で巡ったのかを中心に構成しています。



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