川崎重工業の本拠地である神戸市には、カワサキの博物館があります。
その名も、カワサキワールド。神戸海洋博物館と併設されています。
そこに、東京モーターショーで発表された ZX-25R 、 Z H2 、8耐のラストで転倒したけど優勝した ZX-10RR が展示されていると知り、見に行きました。
新型の前者2台だけの展示なら来年のモーターサイクルショーでも見れますし、いつも通っているカワサキプラザにも入るでしょうから急いで見に行ったりはしませんが、2019年の鈴鹿8時間耐久ロードレースのラストで、ジョナサン・レイが操って転倒した ZX-10RR が展示されていると知り、これは見に行かなければと思った次第であります。
カワサキワールドのコーナーに入ると、大きなリバーマークがお出迎えです。
Ninja ZX-25R
デザインはまぁおなじみのあれですが、問題は中身です。
分かりにくいですが、エンジンからはエキパイがしっかり4本出ています。
こちらも分かりにくいですが、顔面の中央に空いたラムエアインテークは飾りではなく、しっかりエアクリーナーボックスまでつながっています。
周りに人もほとんどいないので、携帯のライトで照らしてじっくり観察してみるとどうやら左側へ配管されているようでした。
特許でもそうなってるみたいですね!(↓は別サイトのまとめです)
カワサキのZX-25Rのラムエア、マフラー、エアクリーナーの中身とかの特許 : 個人的バイクまとめブログ
手を伸ばしてスマホを逆さまにして撮りました。
デザインこそ Ninja 250 と同様ですが、しっかり2万回転まで刻まれています。
エンジン音も公開されました。
楽しみですね!
Z H2
ヘッドライトユニットは最新モデルのストファイ Z と同じですが、それを感じさせないゴリマッチョなボディでイカツイです。
タイヤは、ピレリのロッソⅢを履いていました。
発売はまだまだ先なので、実際は何を履いているかは分かりませんが。
テールカウルには、誇らしげに『 Z H2 』の立体エンブレムがついていました。
ZX-10RR 2019年鈴鹿8耐仕様
カウルには飛び石や虫などでたくさんの傷が入っており、8時間連続の全開走行の過酷さがうかがえます。
転倒により、外装は全体的に砂塵をまとっており、スクリーンは割れ、左のハンドルはあり得ない位置に歪んでいました。
タイヤだけはなぜか新品に交換されてる感じでした。
8耐の終盤、ラストラップでトップを走行中のジョナサン・レイ選手が操る ZX-10RR が、直前でスズキのマシンがエンジンブローしてオイルが巻き散らかされた箇所を通過時に転倒。赤旗中断。そのままレース終了。
未完走扱いになりましたが、いろいろあって結局優勝となりました。
一時は、ヤマハ優勝で5連覇となっていましたから少し腑に落ちない結果発表でしたので、来年は気持ちよくレースを終えてほしいですね。
ZX-25R 、 Z H2 、8耐優勝マシンの ZX-10RR の展示はおそらく期間限定だと思いますが、他にも歴代のレーシングマシンや過去の名車も多数展示されています。川崎重工の博物館なので、鉄道車両や航空機などの展示もあります。
神戸海洋博物館と併設なので、神戸港の歴史や船の歴史なども学べます。
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