ミツバサンコーワ製バイク用ドライブレコーダーの EDR-21G を Z900RS に装着した話



ミツバサンコーワさんのドライブレコーダーが発表されていると知ったとき、「これだ!」と思いました。

バイク専用ドライブレコーダー
ミツバサンコーワ製品ページより

クロスカブに付けているデイトナのドライブレコーダーは、カメラと本体が一体となっているため大柄で、取り付け箇所に制限が出ますし、キジマやその他中華製の前後カメラのドライブレコーダーは、なぜか非防水のディスプレイがついてきますし品質等の評判もあまりよくない。。

ミツバサンコーワの新製品のドラレコEDRシリーズは、本体とカメラば別の前後録画できる(1カメラのモデルもあり)もので、走行中に見ることのない無駄なディスプレイも無く、設定や録画の確認はすべて Wi-Fi で接続して専用アプリをインストールしたスマートフォンか、SDカード経由でパソコンで行うようになっています。
また、ミツバサンコーワさんは昔から二輪車用のETC車載器を製造しており、その技術を生かして二輪特有の振動や防水など過酷な環境にも耐えられるように工夫されています。

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動画ファイルは基本的に30秒ごとに保存される方法で、衝撃を感知した際や手動録画ボタンが押された際はタイミングによってはそれ以上の長さで録画されたうえ上書きされない別フォルダーに隔離されます。
私は、256GBの対応する最大容量のSDカードを入れており、通常の日帰りツーリングを余裕で最高画質で丸々保存することが出来るので誤記録の多い衝撃録画はオフにしています。

マイクは本体側にあるので、基本的にはシート下に格納されるでしょうから風切り音はありません。ただ、しっかり固定できていないと振動で周りにぶつかってカタカタという音が記録されます。

カメラと本体が分離したセパレート型。
フロントカメラ・リアカメラ・本体・GPS・手動スイッチインジケーター
ミツバサンコーワ製品ページより

スマホアプリでの動画の読み込みは、取り付けて間もない頃。つまり、SDカード内にあまり動画が入っていない頃は視聴出来ましたが、常にいっぱいになっている今は読み込めなくなりました。設定変更はできるのでまぁいいですが。
SDカードをPCに差し込んで専用ソフトでの再生を試みましたが出来ませんでした。256GBのSDカードとの相性が悪いのかPCとの相性が悪いのか。ただ、録画自体はちゃんと出来ているので、エクスプローラーでの読み込みと一般的な動画再生ソフトウェアで再生することはできますので、ドライブレコーダーとしての仕事は全うしています。
私は上記の状態で何の文句もないのでいいですが、256GB対応とうたっているなら専用アプリもストレス無くとは言わなくとも、最低限視聴できるように何かしらの改善をしてほしいです。
※追記(2021/08)
改善されてます。(大分前からですが)

私がこの製品を入手したのは、ミツバサンコーワさんの Twitter フォロワー2000人達成キャンペーンに応募して当選したのがきっかけです。



私は、当選しなくても GPS 無しのモデル(EDR-21)を購入する予定で予約までしていましたが、運よく当選連絡が来たので速攻キャンセルしてもらいましたw(3万円浮いたぜ!)

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取り付けは、 Z900RS を購入したカワサキプラザで 1000km の初回点検と同時に取り付けてもらいました。


本体はテールカウル内のスペースに格納しています。
固定しないと振動でカタカタと音がしますが、完全に固定してしまうとSDカードの取り出しが出来ないのでスポンジをかまして動き難くしています。


フロントカメラとGPSアンテナはこの位置に、おそらくワンオフで作成して頂いたステーに固定されています。
この位置でも GPS 信号を受信したという LED の点滅合図がありますのでおそらく受信できていると思います。(このドラレコの GPS 情報を活用したことはありませんがw)
カメラにはフロントフェンダーが写りますが、視界の妨げにはなっておらず全く問題は無いです。


リアカメラは、フェンダーのナンバー上部にちょうどよいスペースがあったのでここに穴をあけ、ビスと両面テープで固定しています。カメラを取り付けるところがなくなるのでフェンダーレスにはできませんねw端からするつもりはありませんがww
配線のためにフェンダー裏にも穴あけ加工をしています。
カメラには、ナンバー灯が若干映り込みます。昼間は大丈夫ですが、夜間はナンバー灯の光で少し見難くなってしまいます。とは言っても、後続車のライトがまぶしいので走行中の後続車のナンバーを読み取るのは難しいですが。


手動録画やスマホとの Wi-Fi  接続モードに移行するときに使用するリモコン兼 LED インジケーターは、この位置にこれまたおそらくワンオフのステーで固定しています。
走行中でも、少し親指を伸ばせば届くので、とてもいい位置に取り付けて頂いて感謝しています。

取り付けはすべてお店に丸投げしたので配線は正直よくわかりませんが、電源ケーブルはバッテリーにつなぐ+,-とACCケーブルが出ており、所謂バッ直リレーで EDR 本体にリレーが内蔵されていると推測します。

 ※追記(2020年10月)
リレーが内蔵されているわけではないようです。
バッテリーにつながっている+と−は時計の駆動用で、ACCが本体の駆動用だそうです。


これから Z900RS への取付を検討される方の参考になれば幸いです。


実際の撮影した動画は、岡山国際サーキットでの走行会に参加した時のものがありますのでよろしければ以下からご覧ください。
左上の映像が後部カメラです。

 



30秒ごとに分かれた映像をつなぎ合わせると、継ぎ目がはっきりわかるラグ?が出来ます。デイトナのドライブレコーダーは複数の映像をつなぎ合わせてもそのようなことはなかったので、ファームウェアのアップデートで改善できるのならしてほしいところです。


その他の改善点として、SDカードスロットを保護する蓋が本体と分離してしまうのが少し残念ですし、かなり固いです。(予備も付属しています。)
ひと昔前の防水の携帯電話の充電口のような蓋ならベストだったのではないかと思います。


とはいえ、バイク用の前後2カメラのドライブレコーダーとしては、ディスプレイを必要としない人なら最適な選択肢だと思います。
購入するとなると少しお高いですが、二輪用 ETC 製造メーカーが作ったドライブレコーダーと言う安心感があると思います。あとは、ソフトウェア面の改善が期待されるところです!


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