私が初めての新車で購入した愛車、ホンダ・クロスカブ110(JA45)の乗車記録をしようと思います。
当ブログでは既に#3と#4が投稿されていますが、愛車だからいつでもいいと先延ばしにした結果がこれですw
しかも10,000km走っちゃいましたw
新車時より仕様が異なるところがありますので、まずその紹介をしたいと思います。
走行性能や快適性に影響するものだけ紹介します。
・フロントスプロケット 14丁→16丁
・ウインドシールド+追加シールド
・キャリア延長 その上でリアボックスを一番後ろに搭載
・スロットルアシスト
上記のような状態でのレビューとなります。
デザインは、過去の名車 CT110 ハンターカブ をモチーフとしており、先代モデル(JA10型)にはあったレッグシールドが取り払われました。
フレームやエンジン、レッグシールド部以外のカウルなどは、通常のスーパーカブと同じ形状です。
先代モデルのスーパーカブでは不評だったデザインも、2018年モデルから原点回帰し、丸みを帯びたデザインとなりました。
デザインこそ先々代以前に戻りましたが細部は熟成されており、LEDのヘッドライトが採用されたり2段クラッチが採用されたりオイルフィルターがカートリッジ化されたりチェーンサイズが大きくなって強化(110のみ)されたり。。
話がスーパーカブと混ざって少しそれましたが、見た目のデザイン以外はほとんどスーパーカブ(JA44)と共通です。
車高がスーパーカブより高く、ステップが可倒式だったり、右側にもサイドスタンドを取り付けることが出来たり、アウトドアオフロードテイストには仕上げられています。
ヘッドライト周りのフレームや、ブラックのハブやホイールリムも特徴的ですね。
メーターも、先代カブやカブプロがベースだと思いますが、パネルはクロスカブ専用で『CROSS CUB』のロゴや迷彩柄も入っています。
タイヤは前後同サイズで、89/90-17のチューブタイヤです。IRC製の専用タイヤ(GP-5)が装着されており、前後ともパターンは同じですが、材質が違うのか前後輪の区別があります。ちなみに、リアは8,000kmあたりで交換しています。
見えないところではスプロケットの丁数が違い、スーパーカブよりローギヤードになっています。
エンジンは OHC 110cc 空冷単気筒で、最高出力8馬力、最大トルク0.87kgf・m です。
数字の上では非力なエンジンではありますが、段のある4速のトランスミッションですのでスクーターと比較してダイレクト感が強く、非常にトルキーで力強い走りをしてくれます。
エンジンからの振動はそこそこ来ますので慣れるまでは鬱陶しく感じるかもしれません。
フロントスプロケットを14丁から16丁に変えた結果、60km/hでの巡行時の振動や騒音が大幅に低減され快適に走行できます。発進時は、14丁の時ほど鋭くはありませんが、元々が商用車にありがちな1速超ローギヤードなので特に問題は無いかと思います。信号が変わった後のダッシュで、交通の流れを作り出すこともできます。
16丁では、1速約40km/hでレブリミットがかかります。
乗り心地はそこそこ良く、スーパーカブよりシートが厚くなっています。車高も上がっているため、その分足つきは悪くなりますが車重が軽いので特に問題ないと思います。
数時間乗りっぱなしでも意外と大丈夫なのでツアラー志向になっていると思います。
快適性のさらなる向上を求め、ハンドルにデイトナ製のウインドスクリーンを装着しましたが、長さが足りずヘルメットに激しく風が打ち付けてくるようになってしまったので、上部に追加のシールドを装着しています。これにより、体や頭にかかる風圧が減少し巡行が楽になります。また、冬は冷たい風からも守られます。
燃費も60km/L程度は出るので1タンク(4.3L)で、200~250km 程度は走れます。航続距離としてはそこまで走れるわけではありませんが、下道オンリーで燃費も良好なのでガソリン携行缶で 1L 予備を持っていれば、もしガス欠に陥っても近くのガソリンスタンドまで行くことはできるでしょう。
走りについては、ベースがスーパーカブなので峠を攻めるような走りもオフロードバイクが走るような激しい未舗装路の走行はできませんが、ノーマルのスーパーカブより車高が上がっているため、より深く倒すしたり、未舗装のフラットな林道を走行したりすることがノーマルなスーパーカブより出来ます。以前カブ50に乗っていたころはカーブでしょっちゅうステップを擦っており、それが原因の一つで転倒もしました。
標準装備のタイヤは GP-5 でブロックタイヤのようなパターンなので、もっとオンロード寄りのタイヤに変更したら走りも変わってくると思います。
サスペンションは、前後ともにストロークが短く固めなので、路面追従性はあまりよくないです。
フロントについては、コーナリング途中にギャップがあると路面から浮いてしまう感覚があり、何度かバランスを崩して怖い思いをしました。
リアについては、空荷より何か積載したほうが安定するので、商用車としてのポテンシャルを残していると思います。
私の以前の愛車が1999年式のC50型スーパーカブでしたが、それと比較するとフレームの強度が桁違いに向上しています。
レッグシールド部のフレームが、C50型の時は走行中にハンドルをぐらぐらさせるとフレームもうねうね動いていましたが、最近のカブのフレームはそのようなことがほとんどありません。
スーパーカブシリーズはホントにいいバイクです。60年以上ほとんど形を変えることなく生産され、立体商標にも登録されているだけあります。
原付の購入を検討している人にはぜひおすすめしたい1台です。
余談ですが、私のクロスカブにはドライブレコーダーが装着されています。
デイトナ製のDDR-S100です。
ホーンのボルトで共締めしたら驚くほどすっきり収まりました。
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